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理学療法を大別すると、昔から用いられている東洋物理療法と、医用工学の成果である医用機器を治療に導入した現代物理療法の二つに分けられますが、治療原理は双方に共通している場合が多いものです。
東洋物理療法は、「経路」を中心に触圧・温・冷・機械・電気・光線等の物理的刺激を加え、内職の反射作用によって身体各器官の賦活を図るものです。一方、現代物理療法は、マッサージは低周汲、温熱は超短波・極超短波、光線は人工赤・紫外線といったように、自然エネルギーに近い、あるいはより強力で、かつ量的調整が容易にできる人工エネルギーを作り出し、より効果的な治療を行おうとするものです。
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